全労済自動車保険のおすすめプランについてお伝えしていきたいと思います。
全労済はいわゆる共済系と言われるもので東京海上日動などの損害保険とは多少形態は異なりますが大まかな部分での違いはありません。
通販型自動車保険が登場するまでは保険料を抑えることができると人気を集めていましたが最近では徐々に加入者が減ってきている傾向にあります。
サービスを重視したいなら東京海上日動や三井住友海上などの大手代理店型自動車保険に加入しますし、保険料を抑えたいならソニー損保などの通販型自動車保険に加入すればいいですからね。
では現在全労済に加入するメリットは全くないのでしょうか?
実は全労済には他の保険会社では取り扱っていないサービスがいくつかあり、加入するならそれらのサービスを利用した方が断然お得になります。
1つは等級制度で、通常は20等級までしかありませんが全労済には22等級まで用意されています。
20等級から22等級までの割引率は同じなのですが、実際に事故を起こした際の割引率の回復が他社に比べて圧倒的に早くなっています。
他社では事故を起こせば17等級まで下がるのに全労済では19等級になるだけで済みますからね。
もう1つは他社ではほとんど廃止されてしまった子供特約が残されているという点です。
子供特約は運転者の年齢条件を変更することなく子供を補償に追加できるというもので、年齢条件を変更するよりも保険料を安く抑えることができる特約となっています。
子供は免許取り立てで事故を起こすリスクが高いことからセゾン火災保険を除くすべての保険会社で廃止されてしまっていますので、全労済に加入するなら絶対に利用した方がいい特約です。
というよりも全労済に加入するなら子供特約を利用することありきで加入した方がいいでしょう。
つまり全労済でのおすすめプランとは子供特約を利用したプランになります。
基本的な補償内容についてはどの保険会社でも同じなのでここでは割愛しますが、特約に関しては弁護士費用特約だけは必須であると言えるでしょう。
人身傷害補償については保険料に余裕があるならつけておいた方がいいでしょう。
そうすれば実際に事故に会った際に病院にかかる費用に困ることがなくなります。
人身傷害補償は5000万円、1億円、2億円、無制限の中から選ぶことができるようになっているので余裕があるなら1億円にしておくことをおすすめします。
以上が私がおすすめする全労済のプランになります。
何度も言っていますが、全労済に加入するなら子供特約を利用するようなプランに加入するようにしてください。
もし子供特約を利用しないなら他の損保系の保険会社でいいと思いますよ。