全労済自動車保険の他車運転危険補償について

全労済自動車保険の他車運転危険補償について詳しく解説していきたいと思います。

全労済の自動車保険ではすべての契約に他車運転危険補償が自動でセットされるようになっています。

他車運転危険補償についてマイカー共済の契約概要には「主たる被共済者とその家族が、他人の自動車を借りて運転しているときに起こした対人事故・対物事故・自損事故傷害・搭乗者傷害・借用車両の損害について共済金を支払う」と記載されています。

簡単に言うと知人から借りた車で事故を起こした際に知人の保険を使わず自分の保険で損害を補償してもらえるということです。

ただし自損事故傷害・搭乗者傷害・借用車両の損害については自分の保険でこれらに対する保証を付けている場合にのみ補償されることになります。

契約概要には「事故を起こした自動車が、他の保険(共済)に加入している場合でも、被共済者からのお申し出があり全労済が認めた場合にはご希望により借用した自動車の保険(共済)に優先してお支払いします。借用した自動車がレンタカーの場合は、レンタカーの自動車保険を優先します。」と記述されているのでどちらの保険を使うかは自分で選べるようです。

ポイントとなるのは他人から借りたという部分で、知人やレンタカーを借りた場合は補償の対象になりますが家族の車を借りて事故を起こしても補償の対象とはならないということです。

そのため自分が補償範囲に入っていない家族の車を運転する場合は注意してください。

他車運転危険補償は友達の車を乗り回す際に非常に役立つ補償なので、そのような機会が多いという方には他車運転危険補償が自動でセットされる全労済は都合がいいかもしれませんね。

他車運転危険補償が適用されない車に乗る場合は他社で1日だけ加入することができる1日自動車保険などもあるのであわせて確認してみてください。