全労済自動車保険の等級制度について

全労済自動車保険の等級制度について詳しく解説していきたいと思います。

全労済では他社とは一風変わった等級制度となっており、通常では20等級までしかないものが全労済では22等級まで存在します。

20等級から22等級の割引りに変化はないのですが、これによって非常に大きなメリットを得ることができるようになります。

それは22等級まで上がった時点で事故を起こした時の割引率の減少率にあります。

通常の保険会社では20等級で事故を起こすと17等級となりかなり割引率が下がってしまい元に戻るまで3年かかりますが、全労済では19等級になるだけで1年後には同じ割引率である20等級に戻すことができます。

厳密に言うと事故あり係数というものが付いてしまうため20等級になっても割引率が戻るわけではないのですが、それでも他社に比べると格段に有利となっています。

全労済での事故を起こした際の割引率の減少、各等級での割引率は以下のようになっています。

この表を見ると同じ20等級でも事故あり係数があるのとないのでは割引率に21%差があることがわかります。

3等級ダウンの事故を起こした場合は事故あり係数が3年ついてしまうことになるので、事故なしの割引率に戻るまで3年かかることになります。

まあこれはどの保険会社でも同じことなので、なるべく高い割引率を保つために事故を起こさないように安全運転を心がけましょう。

また全労済には等級制度のほかにも10種類以上の割引制度があるので、加入を検討されている方は是非活用してみてください。