全労済自動車保険の家族限定特約について詳しく解説していきたいと思います。
全労済に限った話ではありませんが、自動車保険には運転者を限定することで割引をしてもらえる制度があります。運転者の限定範囲は一般的には「本人限定」「夫婦限定」「家族限定」の3種類になっておりもちろん限定しないこともできます。
しかしながら全労済では限定の種類が「運転者本人・配偶者限定」と「運転者家族限定」の2種類となっています。
他社では本人限定もあるところがほとんどなので、自分しか車に乗ることがないという方には残念な割引になっていると言わざるをえませんね。
運転者本人・配偶者限定では保険料が7%割引されるようになりますが、その代わり車を運転していて補償の対象になるのが主たる被共済者とその配偶者だけになります。
運転者家族限定では保険料が3%割引となり、先ほどの補償範囲に加えて同居の親族、別居の未婚の子も補償されるようになります。
家族限定をつける場合は子供が車の免許をとって車を運転するようになってからでいいということですね。
それぞれの特約の補償範囲を簡単に表すと以下のようになります。
すでに独立していて別居している既婚の子供や友人・知人が車を運転する場合は限定を解除する必要があります。
ただ里帰りした子供や友人・知人が車を運転する機会はほとんどないと思うので、普段は本人・配偶者限定や家族限定をつけている人がほとんどだと思います。
これらの限定をつけるのは契約の時に自分に都合のいい特約を付帯するだけなので非常に簡単です。
逆に限定を解除したい場合はお客さまサービスセンター(0120-00-6031)に電話して契約内容を変更してもらう必要があります。
補償内容の変更はマイページから行うことはできないので、限定についての条件を変更したい時はサービスセンターに連絡するようにしましょう。それか契約している代理店に電話することでも変更してもらえると思いますので都合のいい方を選んでください。
また1日だけ車を乗り回したいという時に限定解除を選択してしまう人もいるようですが、そうするぐらいなら1日だけ加入することができる自動車保険を利用した方が安く済むのでそちらを調べてみてください。
1日自動車保険は大手自動車保険会社である東京海上日動と三井住友海上とあいおいニッセイ同和損保で販売されていますよ。